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J-GLOBAL ID：201502204916744255   整理番号：15A1390602

Ni-H系の熱力学的モデリング

Thermodynamic Modeling of the Ni-H System

著者 (6件)： BOURGEOIS Natacha (Univ. Paris Est, Thiais, FRA) ,  CRIVELLO Jean-Claude (Univ. Paris Est, Thiais, FRA) ,  SAENGDEEJING Arkapol (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  CHEN Ying (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  CENEDESE Pierre (Univ. Paris Est, Thiais, FRA) ,  JOUBERT Jean-Marc (Univ. Paris Est, Thiais, FRA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 43  ページ： 24546-24557  発行年： 2015年10月29日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Calphad法(CALculation of PHAse Diagram)の枠内で構築された熱化学的データベースは単純な系の性質から多成分系の性質を予測するのに広く用いられている。水素貯蔵の観点から注目されているNi-H系に対するCalphad評価は中程度の圧力範囲に限定されており,十分ではない。本研究では,6×10⁹Paまで有効なCalphad評価を行い,水素化物生成反応の温度及び圧力依存性ならびにニッケル中の水素のfcc侵入型固溶体における溶解度ギャップの存在を取り扱うことができるようになった。文献上の実験データは完全に網羅すると共に,密度汎関数理論に基づく水素化物生成に対応する反応エンタルピーの計算を行い,別のモデリング計算の結果と比較した。また,溶解のエンタルピーはクラスタ展開法を用いて得た。高圧での挙動は体積弾性率及び熱膨張率の計算(準調和格子振動計算)後に評価した。この方法で得た無撞着モデルに基づき,Ni-H系の熱化学的挙動の完全なキャラクタリゼーションが可能であることを示した。

シソーラス用語： *モデリング ,  解法 ,  *データベース ,  *ニッケル ,  *水素化物 ,  密度汎関数法 ,  溶解度 ,  反応熱 ,  溶解熱 ,  熱膨張係数 ,  圧縮率 ,  水素吸蔵
準シソーラス用語： CALPHAD法 ,  *熱力学的モデリング ,  溶解度ギャップ

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の物質の化学熱力学(混合系)  (CB02034Q) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (2件)： Ni ,  熱力学的モデリング