装置改造プロセス下でのフルスケールWWTPのモデルベース制御構造

MACHADO V. C.; LAFUENTE J.; BAEZA J. A.

文献

J-GLOBAL ID：201502204922312308 整理番号：15A0785693

装置改造プロセス下でのフルスケールWWTPのモデルベース制御構造

Model-based control structure design of a full-scale WWTP under the retrofitting process

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資料名：
巻： 71 号： 11 ページ： 1661-1671 発行年： 2015年
JST資料番号： A0070A ISSN： 0273-1223 CODEN： WSTED4 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

廃水処理において生物学的リン除去(EBPR)を行うためには通常の廃水処理設備(WWTPs)に嫌気性処理を加える必要がある。旧来の化学的酸素要求量(COD)や窒素(N)を除去するためのWWTPsを,EBPRを備えた新しい設備に変更するためには,リン濃度とバイオマス循環の2つの変数が加わるため,制御構造設計を含めた改修作業が必要になる。Manresa(Catalonia,Spain)の無酸素-好気(A/O)処理方式の公共下水処理プラント(WWTP)を,生物的リン除去を増強するために,嫌気/無酸素/好気(A2O)処理方式に転換する可能性を検討した。比例積分偏差(PID)制御による分散制御構造とモデル予測コントローラー(MPC)による集中制御を設計し,試験した。従来のA/Oプラントに嫌気処理を追加する方法は,A/OおよびA2/Oプラントの直線モデルと比べて,WWTP処理容量と制御性を改善するのに良い方法であった。全ての設計した制御構造は,処理水水質と運転コストの観点からその性能を計画的に試験した。集中制御,A2/O-3-MPC,はManresa WWTPのA2/Oプラント構成を用いて最良の処理水質と最も低い運転コストを達成した。

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下水,廃水の生物学的処理 , プロセス制御

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