持続可能なエネルギーのための北南協力  再生エネルギーのための支援の展開における知識-力関係

KRUCKENBERG Lena J.

文献

J-GLOBAL ID：201502204931494249 整理番号：15A1400420

持続可能なエネルギーのための北南協力再生エネルギーのための支援の展開における知識-力関係

North-South partnerships for sustainable energy: Knowledge-power relations in development assistance for renewable energy

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著者 (1件)：
資料名：
巻： 29 ページ： 91-99 発行年： 2015年12月
JST資料番号： W2322A ISSN： 0973-0826 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

本論文では非政府組織(NGO)間の北南協力の事例研究を利用し,持続可能なエネルギーのための協力における知識-力関係を検証した。本論文では,オフグリッド再生エネルギー技術(RET)の採用について南のコミュニティを支援する開発組織が直面する複数の知識課題を可視化し解析するための枠組を示した。現地組織と国際組織間の協力は,善意による技能や知識を集めることによってこれらの課題に対応する手段と見られるが,協力者間の力の不均衡によって影響を受け,協力の達成が抑制される可能性がある。本論文では,2つの再生エネルギーNGO間の知識-力関係の微細解析により,持続可能エネルギーのための協力において知識を作り上げ評価する方法が,どのように組織間の学習や協調作業の機会を決定付けるかを示した。協力者間の効率的な労働の分配や北南知識移転を強調する協力モデルは,以前考えられていたより有効な結果をもたらす可能性が少ないと考えられる。持続可能なオフグリッドRETの採用が社会的改革を必要とするならば,開放された知識の協議を行う協力関係が’すべての人のための持続可能なエネルギー’(HN,2015)を達成するもっとよい機会となるものと考えられる。この結果の考察を基に,本論文では持続可能なエネルギーのための協力における知識や知識-力関係の協議のための参加ツールを提示し,結論とした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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エネルギー政策・エネルギー制度

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