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J-GLOBAL ID:201502204957729767   整理番号:15A1052325

de novoゲノム集団とBACクローニングの組合せによるS.lycopersicumとS.habrochaitesの間でのTy-2遺伝子領域中の逆位の検出

Detection of an inversion in the Ty-2 region between S. lycopersicum and S. habrochaites by a combination of de novo genome assembly and BAC cloning
著者 (9件):
資料名:
巻: 128  号: 10  ページ: 1987-1997  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トマトのTYLCV耐性に対するTy-2遺伝子と関連付けられる染色体逆位はTy-2遺伝子移入系統での遺伝子組換えの厳しい抑制こそが原因である。トマトとその野生近縁種の間では逆位が観測されることが多くあり,それは遺伝子組換え抑制の結果である。そのような逆位は遺伝子移入育種による近縁種から作物への重要形質の移行を妨害する。遺伝子組換えの抑制は野生近縁種S.habrochaites登録品種B6013から栽培トマト(S.lycopersicum)に遺伝子移入されたTYLCV耐性遺伝子Ty-2に対して遺伝子組換えの抑制が報告された。Ty-2遺伝子は染色体11の長腕上の300-kb領域に地図化された。Ty-2遺伝子領域での遺伝子組換えの抑制はS.lycopersicumと比較してS.habrochaitesの染色体再配列が原因となっている可能性がある。Ty-2遺伝子領域のゲノム構造を可視化する目的で,ここではS.habrochaites登録品種LYC4のde novo選抜集団と栽培トマト(’Heinz’)の配列とを比較した。更にS.habrochaites登録品種の種内交雑に由来する個体群を利用してTy-2遺伝子領域中のマーカー類の並びを検討した。その結果S.lycopersicumとS.habrochaitesとを比較すると,Ty-2遺伝子領域中に約200kbの逆位があることが分かった。Ty-2遺伝子移入系統に由来するBACクローンの配列決定により,1個の逆位位置を特定した。結局得られた結果を,関連する主の遺伝子移入育種と先験的de novo配列決定の重要性に関して検討した。Copyright 2015 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  遺伝的変異  ,  遺伝子の構造と化学 

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