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J-GLOBAL ID:201502204983062894   整理番号:15A1079180

ランダム及び半交互鎖微細構造を有するポリ(ε-カプロラクトン-co-δ-バレロラクトン)とポリ(ε-カプロラクトン-co-L-ラクチド)のin vitro分解研究と機械的挙動

In vitro degradation studies and mechanical behavior of poly(ε-caprolactone-co-δ-valerolactone) and poly(ε-caprolactone-co-L-lactide) with random and semi-alternating chain microstructures
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  ページ: 585-595  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)はその優れた性質のために生物医学分野で用いられる最も汎用性重合体の1つであるが,37°Cで0.0010day-1の速度(KMw)で遅く分解した。加水分解を促進するために,もう1つの共単量体の挿入とより不規則鎖微細構造の調製を試験した。ランダム(R~1)及び半交互(R→2)分布の配列から成る合成したε-カプロラクトン-co-δ-バレロラクトン及びε-カプロラクトン-co-L-ラクチド共重合体はPCLより速い分解速度を示した。76~85%のε-CLモル含量のε-CL-co-δ-VALは0.0052~0.0033day-1のKMw値を有したのに対して,88~94%のε-CLを有するラクチドから成る共重合体は単独重合体の場合より6~10倍も高いKMwを示した。結晶相は吸水及び分解過程において重要な役割を果たしたが,またそれら低ガラス転移温度重合体の機械的挙動の原因でもあった。21°Cにおいて全共重合体はPCL(56~185MPaの割線弾性係数を有する)と比較して優れた延性(破断歪>1000%)と改良された柔軟性を示した。体温(37°C)では52°C以上のTm又は高い融解エンタルピー(>33Jg-1)を持つ共重合体だけの性質の測定が可能であった。さらに,この温度ではPCLと88%以上のε-CLを含有するポリ(ε-CL-co-L-LA)は低い応力関連特性を示した。しかし,アップグレード生分解性に加えて,それらポリ(ε-CL-co-L-LA)の両温度における機械的性能はそれらをPCLの将来性のある代替材料にした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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高分子の分解,劣化  ,  高分子固体の力学的性質  ,  医用素材 

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