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J-GLOBAL ID:201502204986721015   整理番号:15A1012875

韓国のエレクトロニクス産業都市,亀尾市の環境空気中の有害VOCsの出現頻度と濃度

Occurrence and Concentrations of Toxic VOCs in the Ambient Air of Gumi, an Electronics-Industrial City in Korea
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 19102-19123 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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多数のエレクトロニクス産業が設立されている亀尾市の環境空気中における,脂肪族化合物類,芳香族化合物類,ハロゲン化化合物類,窒素化合物類,およびカルボニル化合物類を含む様々な揮発性有機化合物(VOCs)の出現頻度と濃度の特性を明らかにするために本研究を実施した。工業地域,住居地区および商業地域を代表する,都市のいくつかの試料採取場所で2003年/2004年および2010年/2011年の年期に対して二つの現場監視キャンペーンを実施した。80を越える個別化合物を本研究で決定し,それからそれらの豊度,偏在性および毒性に従って重要な化合物を確定した。監視データは,トルエン,トリクロロエチレンおよびアセトアルデヒドが都市での最も重要な大気有害物質であり,それらの主要な発生源は主に産業活動である。他方,都市の環境空気中のベンゼンとホルムアルデヒドの濃度に対する産業影響についての明確な証拠は存在しない。全体として,VOCs濃度において季節的変動は位置的変動ほど明確ではなく,一方日内変動は都市大気汚染の典型的パターン,すなわち,午前中に増加,午後に減少,また夕方に増加,を示した。2003年から2011年までのVOCsの濃度において相当な減少が観測された。環境濃度の減少は都市内の産業排出の韓国PRTRデータによってさらに確定された。ベンゼンとアセトアルデヒドの濃度における有意な減少もまた注目されたが,一方ホルムアルデヒドは両キャンペーン間でほとんど一定であるように見える。環境レベルにおける減少傾向は韓国におけるVOCsに対する厳しい規制のみならず,有機溶媒の使用を減らすための主要なキャンペーンの自主協定にも帰せられる。加えて,エコフレンドリーなコンビナートに関する用地計画プロジェクトは都市の空気環境を改善するのに寄与する役割を果たすと信じられている。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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大気質調査測定一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  電子工学一般  ,  環境問題 
物質索引 (5件):
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