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J-GLOBAL ID：201502205012970693   整理番号：15A0876518

¹²C¹⁷O中でのHerzberg(C¹Σ⁺→A¹Π)バンド系の研究

Investigation of the Herzberg (C ¹Σ⁺→A ¹Π) band system in ¹²C¹⁷O

著者 (1件)： HAKALLA Rafal (Materials Spectroscopy Lab., Dep. of Experimental Physics, Fac. of Mathematics and Natural Sci., Univ. of Rzeszow ...)
資料名： Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer  (Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer)
巻： 164  ページ： 231-247  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： H0072A  ISSN： 0022-4073  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 比較的少ない存在比の¹²C¹⁷O同位体交換体について,C→A(0,1),(0,2)および(0,3)回転振電バンドを,22800~26100cm^-1の領域で高精度分散分光分析を用いて高分解能で研究した。同時測定したトリウム原子線に関する較正は,COスペクトルに対して,約0.0025cm^-1の波数測定の絶対精度をもたらした。J_max=34までの,¹²C¹⁷O中のHerzbergバンド系の261のすべてのスペクトル線を,正確に測定し回転解析した。その結果として,C¹Σ⁺ Rydberg状態に対する併合回転定数および回転平衡定数,ならびに¹²C¹⁷O同位体交換体でのC→A系のバンド起源,同位体シフト,RKR転換点,Franck-Condon因子,相対強度,およびr重心を得た。領域92000cm^-1でのk³Π(ν=1,2)およびc³Π(ν=0)状態に密接した,比較的少ない存在比の¹²C¹⁷O同位体交換体について,C¹Σ⁺(ν=0)Rydberg状態で起こる可能な摂動の詳細な研究を行った。¹²C¹⁷OのA¹Π,ν=3状態で,広範囲の,多重状態回転摂動を見出し解析した。また¹²C¹⁶O,¹²C¹⁷O,¹³C¹⁶O,¹²C¹⁸O,¹³C¹⁷O,および¹³C¹⁸O中で,また,¹⁴C¹⁶Oおよび¹⁴C¹⁸O同位体交換体中で,C¹Σ⁺Rydberg状態の包括的な同位体解析を行った。この解析は,Born-Oppenheimer近似内でのC¹Σ⁺状態に対する¹²C¹⁷O中での振動平衡定数を決定し,¹²C¹⁶O,¹³C¹⁶O,¹²C¹⁸O,¹³C¹⁷O,および¹³C¹⁸O同位体交換体中でのこれらの定数,およびCO分子中でのU₀₁およびU₁₀同位体不変パラメータを決定することを可能にした。これまでに研究された一酸化炭素分子の8つの同位体交換体に対して,C¹Σ⁺状態の回転振電構造の多くのパラメータを計算し,それらを理論値と比較することも可能となった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *一酸化炭素 ,  炭素12 ,  酸素17 ,  *同位体交換 ,  *分子スペクトル ,  Born-Oppenheimer近似 ,  回転定数 ,  *Rydberg状態 ,  同位体シフト ,  Franck-Condon因子 ,  スペクトル線強度 ,  *吸収バンド ,  同位体効果 ,  RKRポテンシャル ,  平衡定数
準シソーラス用語： Herzbergバンド ,  回転平衡定数 ,  振電スペクトル ,  振動平衡定数

分類 (2件)： 無機化合物の可視・紫外スペクトル(分子)  (BH06042M) ,  分子と光子の相互作用  (BH06120R)

タイトルに関連する用語 (3件)： C1 ,  バンド系 ,  研究