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J-GLOBAL ID：201502205023547008   整理番号：15A0782692

表面化学反応の実時間・実空間分解分光への挑戦: 不可逆かつ不均一な反応の追跡を目指して

Challenge for Real-Time and Real-Space Resolved Spectroscopy of Surface Chemical Reactions: Aiming at Trace of Irreversible and Inhomogeneous Reactions

著者 (1件)： 雨宮健太 (高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所)
資料名： 表面科学  (JSSSJ)
巻： 36  号： 6  ページ： 309-312 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0940B  ISSN： 0388-5321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 波長分散軟X線照射と放出Auger電子の光電子顕微鏡による二次元位置分解測定を組み合わせて,不可逆かつ不均一に進行する表面化学反応の実時間及び空間分解測定に適用した。その結果,化学反応を繰り返さずに部位選択軟X線吸収スペクトロスコピーの実時間分解測定を一度に実現できることが分かった。表面化学反応における異なる化学種の空間分布の予測が可能になり,反応機構の理解に有効なものと考察した。

シソーラス用語： 分散【dispersion】 ,  *軟X線 ,  *Auger分光法 ,  *電子顕微鏡観察 ,  光電子放出 ,  X線照射 ,  不可逆過程 ,  不均一系反応 ,  *化学反応 ,  表面構造 ,  反応機構 ,  空間分解分光法 ,  実時間処理 ,  空間分布 ,  位置 ,  シンクロトロン放射 ,  二次元
準シソーラス用語： 波長分散 ,  *表面化学反応

分類 (1件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

引用文献 (4件)：

• 1) K. Amemiya, H. Kondoh, T. Yokoyama and T. Ohta: Jpn. J. Appl. Phys. 40, L718 (2001).
• 2) 雨宮健太: 放射光 25, 269 (2012).
• 3) K. Amemiya, Y. Kousa, S. Nakamoto, T. Harada, S. Kozai, M. Yoshida, H. Abe, R. Sumii, M. Sakamaki and H. Kondoh: Appl. Phys. Lett. 99, 074104 (2011).
• 4) K. Amemiya, A. Toyoshima, T. Kikuchi, T. Kosuge, K. Nigorikawa, R. Sumii and K. Ito: AIP Conf. Proc. 1234,295 (2010).

タイトルに関連する用語 (7件)： 表面化学反応 ,  実時間 ,  実空間 ,  分解 ,  分光 ,  不可逆 ,  追跡