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J-GLOBAL ID：201502205065111587   整理番号：15A0996194

新しい化学療法剤としての4-(1-アダマンチル)-5-[2-(3-ヒドロキシナフチル)]-2H-1,2,4-トリアゾール-3(4H)-チオンの理論的計算,細胞毒性評価および分子ドッキング研究

Theoretical calculations, cytotoxic evaluation, and molecular docking studies of 4-(1-adamantyl)-5-[2-(3-hydroxynapthyl)]-2H-1,2,4-triazole-3(4H)-thione as a novel chemotherapeutic agent

著者 (4件)： KARAGOZ GENC Zuhal (Adiyaman Univ., Dep. of Materials Engineering, Fac. of Engineering, 02040, Adiyaman, TUR) ,  TEKIN Suat (Inonu Univ., Dep. of Physiology, Fac. of Medicine, 44280, Malatya, TUR) ,  SANDAL Suleyman (Inonu Univ., Dep. of Physiology, Fac. of Medicine, 44280, Malatya, TUR) ,  GENC Murat (Adiyaman Univ., Dep. of Chemistry, Fac. of Sci. and Arts, 02040, Adiyaman, TUR)
資料名： Research on Chemical Intermediates  (Research on Chemical Intermediates)
巻： 41  号： 9  ページ： 6229-6244  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： A0851B  ISSN： 0922-6168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,4-(1-アダマンチル)-5-[2-(3-ヒドロキシナフチル)]-2H-1,2,4-トリアゾール-3(4H)-チオンの分子構造,振動スペクトルおよびNBO分析に関する,組み合わせた実験的と理論的研究を報告する。密度機能理論的計算を,B3LYP/6-311G+(d,p)レベルで行い,FT-IR強度,HOMO-LUMOエネルギーおよび基底状態での何種類かの熱力学性質により最適化したジオメトリー,振動波数を導き出した。¹H-NMR化学シフトも,原子軌道法を含む測定を用い検討し,実験値との良い一致を見出した。分子の各種の構成物の電子密度の非局在化を,自然結合軌道分析の助けにより考察し,計算したHOMO-LUMOエネルギーは,荷電移動が分子内で生じることを示した。最後に,標題化合物を,MCF-7癌細胞系に対するin vitro抗癌活性に対しても評価し,蛋白質BRCA2に対する新しい1,2,4-トリアゾールの阻害活性を,AutoDock Vinaソフトウエアを用い強化した。合成した化合物のMCF-7癌細胞に対する置き去られた酵素,BRCA2に対するドッキングを行い,酵素結合ポケットのアミノ酸残基内での発見したヒットの相互作用を検討した。Copyright 2014 Springer Science+Business Media Dordrecht. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ドッキング ,  *分子認識 ,  細胞毒性 ,  *計算 ,  *理論 ,  *分子構造 ,  振動スペクトル ,  FTIR分光法 ,  エネルギーギャップ ,  熱力学的性質 ,  陽子磁気共鳴 ,  原子価結合法 ,  電子密度 ,  密度分布 ,  電荷移動 ,  癌抑制タンパク質 ,  *MCF7細胞 ,  応用プログラム ,  *抗腫瘍作用 ,  結合部位 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： AutoDock ,  BRCA2 ,  HOMO-LUMOギャップ ,  *分子ドッキング ,  *理論計算

分類 (2件)： 薬物の物理化学的性質  (GV01060M) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (2件)： 1,2,4-トリアゾール ,  4-(1-アダマンチル)-5-(3-ヒドロキシ-2-ナフチル)-2H-1,2,4-トリアゾール-3(4H)-オン

タイトルに関連する用語 (9件)： 化学療法剤 ,  トリアゾール ,  チオン ,  理論 ,  計算 ,  細胞毒性 ,  評価 ,  分子ドッキング ,  研究