抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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磁気データ記録テープと記録ヘッドの間の摩擦と間隔を調べた。テープ送り速度2~6m/sにおける読み書きヘッド周りをテープで包んだ角度の関数として,テープ・ヘッド摩擦力と磁気間隔を測定した。摩擦力は前縁・後縁包み角度の線形関数として表せ,包み角度増加とともに摩擦力が増加することが分かった。解析では,1)前縁,2)ヘッド面,3)後縁から生じる3成分の合計として扱える。実験データの3成分について摩擦係数を計算した。前縁とヘッド表面の成分はどちらも前縁包み角度に依存し,後縁包み角度には依存せず,後縁成分は後縁包みにのみ依存する。さらに,推定した磁気間隔は前縁包み角度の増加とともに減少するが,後縁包み角度がマイナスでも後縁包み角度に依存しない。したがって,摩擦と間隔のトレードオフを包み角度の賢明な選択を通して最適化できる。さらに,端部摩擦により摩擦比率が大きいことが分かった。したがって,結論として,ヘッド表面形態を修正しても,ヘッド-テープ摩擦を大きく減らすほど接触面積減少は生じない。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.