文献
J-GLOBAL ID:201502205103778280   整理番号:15A0802465

生体異物のスルホン化によるArabidopsisのスルホトランスフェラーゼAtSOT12の解毒機能

Detoxification function of the Arabidopsis sulphotransferase AtSOT12 by sulphonation of xenobiotics
著者 (6件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 1673-1682  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細胞質型スルホトランスフェラーゼはヒトと動物における外因性ステロイドホルモンの不活化と生体異物の解毒に関連していた。生体異物のスルホン化と解毒における植物のスルホトランスフェラーゼの機能は未だ報告されていなかった。本研究で筆者らは,ArabidopsisのスルホトランスフェラーゼAtSOT12が細菌の生産する毒素シクロヘキシミドをスルホン化できたことを示す。機能欠損突然変異体sot12はシクロヘキシミドに過敏性表現型を示し,酵母細胞におけるAtSOT12蛋白質の発現はこの毒性化合物に対し耐性を付与した。AtSOT12は広い特異性を示し,フェノール性と多環式化合物を含む多くの生体異物をスルホン化できた。酵素反応速度解析は,AtSOT12が異なる側鎖を持つ単純なフェノール化合物の異なる選択性を持つこと,および単純なフェノール化合物の側鎖の位置が基質結合親和性と触媒効率に影響することを示した。筆者らは,AtSOT12の広い特異性と誘導生産が,筆者らが既に報告したサリチル酸のような外因性分子を修飾するだけでなく,感染から予防するために病原体が生産する毒性低分子化合物もスルホン化することをこの酵母に付与したかもしれないことを提案した。植物の成長,発育および防御に深い影響を持ちうる植物の低分子化合物のスルホン化は生物活性分子の物理化学特性を不活化または変化させる迅速な方法に寄与するかもしれない。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る