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J-GLOBAL ID:201502205160248107   整理番号:15A0780877

元・金型技術者の中小企業診断士が分析する伸びる金型メーカーの秘訣 第6回 中小企業における5S対策-愛工金型製作所(1)

著者 (1件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 094-095  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(株)愛工金型製作所は,主に自動車の燃料タンクやブレーキの油圧などプラスチック製品の金型製造から量産成形まで行っている。筆者は,エーワン合同会社とタイアップし,同社のラベルを活用した5Sコンサルティングを行った。中小企業の5Sが難しい理由は,1)人的資源に余裕がない,2)工場内のスペースが限られている,3)問題意識をもつ必要がない,4)新入社員や非正規雇用が少ないことである。まず,「単価」アップへの取組みとして,「安心」を売る現場づくりをする。「これだけの管理をしているために他社よりも単価が高い」を納得してもらい客単価のアップを図りたい。「受注量」アップへの取組みとして作業稼働率を高める。探す・待つロスの削減,計画どおり確実に着手できる仕組みをつくる。同社の技術と事業の強みは,1)短納期で金型製作できる技術をもっている,2)成形・出荷まで一貫して行っていることである。部門間連携に配慮した工場レイアウトは,製品の移動最小化に寄与しているが,ヒトの移動最小化までは実現できていなかった。一方,プラスチックやダイカスト製品を扱う金型メーカーに多いのが,形彫り放電加工で使う電極管理の問題である。筆者とエーワン合同会社によるラベル活用5Sコンサルティングにより,5S導入に取り組んだ。改善のポイントは,1)粗利益効果に着眼した整理・整頓,2)色や言語による情報の視認率向上であり,さらに利便性の高い表計算ソフトデータを活用したラベル運用の仕組みを構築したことにある。同社は,昨年のものづくり補助金で,今年の夏には新型マシニングセンタが導入され,よりトライ回数の少ない金型製作にチャレンジする。
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分類 (1件):
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