抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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広島で発生した標記の豪雨災害を事例とし,2004~2013年の10年間の豪雨災害による犠牲者に関する集計結果と対比した2014年の広島の特徴について明らかにした。家屋が大きな被害を受けた個々の世帯に着目し,各世帯の世帯人員,災害発生時に所在した人数,犠牲者数を整理し,土石流による被害を受けた範囲に当日実際に何人が所在し,そのうちどの程度が犠牲になったかなどの状況について検討した。死者は74人と1つの市町村で発生した犠牲者数としては最大であること,犠牲者の99%が土砂によること,92%が屋内での遭難者であることなどを明らかにした。