抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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台湾は1980年代末より単純労働に携わる外国人労働者の受け入れを開始している。その実態を明らかにすることは,いずれ正式に単純労働者分野の外国人労働者を受け入れざるを得ないと見られている日本にとっても有益と思われ,本稿では,台湾での実態を,図表を中心にまとめた。具体的には,1)台湾における外国人雇用(台湾の労働力人口と失業率の推移,外国人雇用者数推移など),2)外国人雇用に関する法律とその内容(就業服務法における雇用関連の法律,外国人を雇用できる仕事一覧,外国人労働者の就労許可期間,外国労働者の転職に関する規定),3)台湾におけるブルーカラー労働者雇用の変遷と受け入れ背景,4)ブルーカラー外国人労働者による暴動事件,5)暴動から見えてくる外国人労働者問題(人権問題,賃金,社会の不安と偏見),6)ブルーカラー外国人労働者の失踪問題(失踪者数,失踪理由とその背景)について述べた。