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J-GLOBAL ID:201502205223045660   整理番号:15A0771791

その場蛍光温度計としてトリプトファンを用いた金ナノ粒子の光熱効率の定量化

Quantifying the photothermal efficiency of gold nanoparticles using tryptophan as an in situ fluorescent thermometer
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号: 26  ページ: 17090-17100  発行年: 2015年07月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種々の直径(φ=22~86nm)の金ナノ粒子を加熱するために,入射光の変換効率を表わす光熱効率を,532nmでの露光にて定量した。280nm励起における300~450nmでのトリプトファンの蛍光はその場蛍光温度計として作用して,ナノ粒子溶液の加熱体積の平均温度変化の進化を示す。蛍光強度は,20から45°Cへの摂氏増分あたり2.05%の蛍光減少の線形勾配で,温度の上昇とともに減少する。nMレベルの金ナノ粒子の存在は,蛍光輪郭と温度応答の点でトリプトファンの温度依存性蛍光を乱さない。ナノ粒子励起のためのコリメート532nmレーザー(φ=0.83mm)と,2mm×2mm角管中のトリプトファン励起のための280nm連続波ビーム(φ=0.81mm)との重合わせにより加熱容積を画定し,蛍光を,同一直線上の配置に対して垂直に収集した。この方法は,十分な再現性と0.2°Cの十分な温度検出感度を有する。ナノ粒子とトリプトファンを含有する混合物の平均温度進化のプロファイルを,蛍光進化から誘導して,集合的エネルギーバランスを用いて分析した。22nmナノ粒子に関して,種々のサイズの金ナノ粒子の相対的光熱効率は,Mie理論を用いて予測ものと一致した。蛍光温度計としてのトリプトファンの使用は,ナノ構造の光熱効果を監視するその場ツールを提供するのみならず,生物学的用途での熱画像にも適用可能である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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