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J-GLOBAL ID：201502205257995926   整理番号：15A1276107

酸性条件下でパイライトと亜硝酸塩の干渉:無機栄養脱窒素の研究にとっての意味合い

Interference of Nitrite with Pyrite under Acidic Conditions: Implications for Studies of Chemolithotrophic Denitrification

著者 (3件)： YAN Ruiwen (Univ. Bayreuth, Bayreuth, DEU) ,  KAPPLER Andreas (Eberhard-Karls-Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  PEIFFER Stefan (Univ. Bayreuth, Bayreuth, DEU)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 49  号： 19  ページ： 11403-11410  発行年： 2015年10月06日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,以前と同様なプロセスがまた酸性条件下でパイライトの非生物的酸化を起こし,かくしてアーチファクトおよびデータの誤解釈を生み出すリスクを生じるかどうかを試験することを目指している。これらの目的のために,以前の研究で使用したパイライト濃度範囲(5-125mM)およびこれらの研究で決定した亜硝酸塩の濃度範囲(40-2000μM)をカバーするバッチ実験を実施した。本研究で決定した反応次数は酸性条件下で溶存酸素によるパイライト酸化についての初期の研究で決定した値と一致したが,これはNOとNO₂によるパイライト酸化が表面制御反応であることを示している。酸素の存在下で,パイライトのFe(II)の酸化は,ジスルフィド基と結合し,電子移動を可能とする表面錯体を生成する,Fe³⁺によるジスルフィド(S₂^2-)表面基の酸化により先行されると一般的に考えられている。本モデルと類似して,NOとNO₂(酸素よりむしろ)がFe(II)のFe(III)への酸化において役割を果たしており,そこではFe(III)がジスルフィド(S₂^2-)表面基に対する酸化剤となっていると提案した。

シソーラス用語： *黄鉄鉱 ,  *亜硝酸塩 ,  干渉 ,  *脱窒素 ,  アーチファクト ,  実験 ,  反応次数 ,  溶存酸素 ,  *ジスルフィド ,  電子移動 ,  *錯体生成 ,  酸化剤 ,  帯水層 ,  一酸化窒素 ,  二酸化窒素
準シソーラス用語： *パイライト ,  バッチ実験 ,  *表面錯体生成

分類 (3件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  鉱物・岩石・鉱石の各種分析  (CC08090H) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸性条件 ,  パイライト ,  亜硝酸塩 ,  干渉 ,  無機栄養 ,  脱窒素 ,  研究