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J-GLOBAL ID:201502205258592735   整理番号:15A0486795

都市ごみ焼却炉からの排気への曝露と流産:MONITERプロジェクトのマルチサイト研究

Exposure to emissions from municipal solid waste incinerators and miscarriages: A multisite study of the MONITER Project
著者 (22件):
資料名:
巻: 78  ページ: 51-60  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:流産は,リプロダクティブ・ヘルスの重要な指標であるが,これらの都市ごみ焼却炉からの排気への曝露との関連を分析した研究は極わずかであった。本研究は,2002~2006年にEmilia-Romagna地域(北イタリア)の7つの焼却炉近辺に居住する年齢15~49才の女性の流産の発生を分析した。方法:筆者等は,妊娠の第一期中に各焼却炉の半径4km以内に住んだ女性で発生したすべての妊娠を調べた。住所をジオコードし,曝露を拡散モデル(ADMS都市モデル)で特性化して,煙突測定PM10に基づく焼却炉と地上測定NOxに基づく他の汚染源の汚染地図を作成した。妊娠とその出産の情報を,退院データベースから得た。簡素化真の流産リスク(STAR)×100予測妊娠を計算した。筆者等は,ロジスティック回帰を行い,総人口と流産歴による層化を考慮して,母親特性,他の汚染源への曝露と場所を調整した。結果:本研究は1375流産を含む11,875の妊娠を分析した。交絡因子を調整後,焼却炉排気によるPM10の増加は,流産のリスク増加と関連していた(傾向試験,p=0.042)。曝露対非曝露女性の最高四分位のオッズ比は,1.29,95%CI,0.97~1.72であった。この影響は,以前に流産のない女性のみに存在した(曝露対非曝露女性の最高四分位1.44,95%CI,1.06~1.96;傾向試験,p=0.009)。結論:焼却炉排気への曝露は流産のリスク増加と関連していた。この結果を,焼却炉曝露と早産との間の関連を観測した同じ地域で実施したリプロダクティブ・ヘルスに関する以前の研究の結果と共に解釈する必要がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
健康被害  ,  ごみ処理  ,  人間に対する影響 

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