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J-GLOBAL ID:201502205260569598   整理番号:15A0847592

デンドロナイズドポリマー及びメソポーラスシリカナノ粒子の支援による酵素の共固定化

Co-immobilization of enzymes with the help of a dendronized polymer and mesoporous silica nanoparticles
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 30  ページ: 6174-6184  発行年: 2015年08月14日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メソポーラスシリカナノ粒子(広島メソポーラス材料,HMM)及びポリカチオンデンドロナイズドポリマー(denpol)を用いて,2酵素のAspergillus種グルコースオキシダーゼ(GOD)及びセイヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP)を,空間制御方式で固体二酸化ケイ素支持体上に共固定化した。二酸化ケイ素支持体をdenpol,次いでメソポーラスシリカナノ粒子を用いて被覆し,次の段階においてGODをそれに吸着した。最後に,GOD負荷二酸化ケイ素ナノ粒子をdenpol-HRP抱合体により被覆し,この抱合体はビス-アリルヒドラゾン(BAH)結合を介してdenpolに共有結合した幾つかのHRP分子から構成された。全体の固定化過程を散逸モニタリングと水晶結晶微量天秤によりリアルタイムで追跡した。共固定化酵素の活性及び貯蔵安定性を2固定化酵素GOD及びHRPを含む2段階カスケード反応の分析により測定した。D-グルコース及びO-フェニレンジアミン(OPD)を各々GOD及びHRPの基質として用いた。中間体過酸化水素がGODとD-グルコース及び溶存酸素から形成されるカスケード反応は起きることを示した。この固定化酵素は4°CでpH7の水溶液と接触して貯蔵された時,少なくとも2週間安定性を維持した。しかしながら,HRP負荷メソポーラスシリカナノ粒子により被覆されたdenpol-BAH-GODを使用した時(逆状態),このカスケード反応は無効であった。これは表面曝露GODから粒子トラップHRPへの過酸化水素の緩慢拡散,及び/または粒子内部の活性HRPの不十分な負荷によるらしい。全般的に,2酵素固定化方法論の組合せ,すなわちメソポーラスシリカナノ粒子に吸着された酵素及びdenpol-BAH-酵素抱合体として吸着された酵素により,単純な方式で異なる2酵素型の空間制御局在化をもたらした。この概念はバイオ電極制作の分野において応用できるだろう。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  重合反応一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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