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J-GLOBAL ID:201502205296665950   整理番号:15A1262076

抗血管標的化光線力学療法に対するニューロピリン-1に標的化する新しいペプチド飽合クロリン型光感作剤

New Peptide-Conjugated Chlorin-Type Photosensitizer Targeting Neuropilin-1 for Anti-Vascular Targeted Photodynamic Therapy
著者 (20件):
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巻: 16  号: 10  ページ: 24059-24080 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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光線力学療法(PDT)は,3種類の成分,すなわち,光,二酸素および光感作剤を必要とする,癌の治療方法である。光励起後,励起状態の光感作剤(PS)は,そのエネルギーを酸素に移動し,光酸化反応を生じる。治療の選択性を改善するため,研究は腫瘍標的化残基を共有結合させたPSのデザインを中心にした。この論文では,ニューロピリン-1(NRP-1)受容体に標的化するようにデザインした,6種類の新しいペプチドを飽合した光感作剤の合成,物理化学的および光物理的性質を述べた。光感作剤として,TCP(5-(4-カルボキシフェニル)-10,15,20-トリフェニルクロリン)を選び,3種類の異なるスペーサー(アミノヘキサン酸,1-アミノ-3,6-ジオキサオクタン酸および1-アミノ-9-アザ-3,6,12,15-テトラオキサ-10-オン-ヘプタデカン酸)を介し2種類の異なるペプチド(DKPPRおよびTKPRR)に連結した。飽合クロリンのNRP-1受容体に対する親和性を,in vitroとin vivo安定性レベルと共に評価した。動物モデルでのTPC飽合体の組織濃度は,特にDKPPR抱合体に対し,良い分布を示した。この研究で提案した,新しいペプチド-PS抱合体は,将来のNRP-1標的化光線力学療法剤として,更に開発できる可能性があることを証明した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  循環系の腫よう  ,  放射線防護薬の基礎研究 

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