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J-GLOBAL ID:201502205305985783   整理番号:15A0565537

チュニジアにおける農場環境の野菜,土壌及び水の基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生Enterobacteriaceaeの検出

Detection of extended-spectrum beta-lactamase (ESBL)-producing Enterobacteriaceae in vegetables, soil and water of the farm environment in Tunisia
著者 (9件):
資料名:
巻: 203  ページ: 86-92  発行年: 2015年06月16日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農場18か所の試料109(食品-野菜49,土壌41及び灌漑用水19)及び市場13か所の野菜食品45をチュニジアで収集した。ESBL-産生Enterobacteriaceae(ESBL-Eb)は,15のESBL-Ebを回収して,農場試料109のうち10(野菜,8.2%;土壌,7.3%;水,15.8%)及び市場野菜45のうち4(8.9%)で検出した。検出した分離菌とESBL遺伝子は,Escherichia coli(n=8:5つのblaCTX-M-1,2つのblaCTX-M-15と1つのblaCTX-M-14),Citrobacter freundii(n=4:3つのblaCTX-M-15と1つのblaSHV-12),Enterobacter hormaechei(n=2:2つのblaCTX-M-15)及びKlebsiella pneumoniae(n=1,blaCTX-M-15)であった。ISEcp1配列は14種中13でblaCTX-M遺伝子の上流で検出し,orf477またはIS903は下流であった。5の株におけるクラス1インテグロンで検出し,2つの遺伝子カセット配列(dfrA17-aadA5とaadA1)を含んだ。調べた分離菌の多くは多薬耐性表現型を示した。すべてのblaCTX-M-15陽性株は,アミカシン-トブラマイシン-カナマイシン-シプロフロキサシンに影響するaac(6′)-1b-cr遺伝子をもっていた5つのESBL-Eb株はqnrファミリーの遺伝子をもっていた。8つのESBL陽性E.coli分離株はST58/B1(n=3)とST117/D,ST131/B2,ST10/A,ST23/A及び新規ST3496/D(各1株ずつ)に分類された。すべてのESBL陽性E.coli分離株(63~179kb)において1~2のプラスミドを検出した。ESBL遺伝子は4つのblaCTX-M-1陽性E.coli株において接合により移動し,トランス接合体は97kbのIncI1プラスミドを獲得した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物の生態  ,  微生物生理一般 
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