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J-GLOBAL ID:201502205335416031   整理番号:15A0700517

銀ナノ粒子修飾した二酸化チタン薄膜を用いるメチレンブルーの光触媒分解および病原性細菌の不活化

Photocatalytic degradation of methylene blue and inactivation of pathogenic bacteria using silver nanoparticles modified titanium dioxide thin films
著者 (1件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 1049-1060  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二酸化チタン(TiO2)は,紫外線照射により有機分子を壊すことが知られている,よく研究された光触媒である。TiO2薄膜は,ドクターブレード製法を用いてガラス基質の上で製造され,膜表面はその可視光反応を増加するために,銀ナノ粒子で修飾されている。Ag-TiO2膜を,透過電子顕微鏡法,エネルギー分散方式スペクトロメトリーおよびX線回折を有する走査型電子顕微鏡により,特徴付けした。メチレンブルー(MB)の光触媒性分解,およびグラム陰性細菌の大腸菌,そしてグラム陽性細菌の黄色ブドウ球菌の不活化について研究した。修飾膜は,光触媒効率の亢進を示し,太陽光の照射下において,非修飾TiO2よりも,MB溶液を2倍速く分解できた。見かけの分解(15%)が,太陽光下における対照MBで観察された。Ag-TiO2膜の分解効率は,5つの連続的実験の後に,少しずつ減少した。Ag-TiO2膜は,大腸菌および黄色ブドウ球菌の両方に対し,非常に効果的な殺菌活性を示した。大腸菌および黄色ブドウ球菌に対する,光触媒性不活化は,同様の実験条件において,大腸菌および黄色ブドウ球菌に対するより高い効果の傾向を示した。180分間のインキュベーション後に,不活化効率は最大となり,黄色ブドウ球菌に対して95%,大腸菌に対して97%に達した。これらの結果は,Ag-TiO2光触媒の,織物工業における希釈排水の処理のための方法としての利用の可能性を示すものである。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  光化学反応 
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