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J-GLOBAL ID：201502205347684628   整理番号：15A1152719

線虫Caenorhabditis elegansにおける精子完成に対するミクロシスチン-LR曝露の効果

Effects of Microcystin-LR Exposure on Spermiogenesis in Nematode Caenorhabditis elegans

著者 (7件)： LI Yunhui (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHANG Minhui (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  CHEN Pan (Albert Einstein Coll. of Medicine, NY, USA) ,  LIU Ran (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  LIANG Geyu (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  YIN Lihong (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  PU Yuepu (Southeast Univ., Nanjing, CHN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 16  号： 9  ページ： 22927-22937 (WEB ONLY)  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精子完成に対しミクロシスチン-ロイシン-アルギニン(MC-LR)が誘導する効果について余り知られていない。そのようなデータは生殖保健学をより明確にするため大変重要であるにも関わらずである。本研究において,動物モデルとして線虫Caenorhabditis elegans(C.elegans)の助けを借りて,筆者らはMC-LRが誘導する精子完成の欠損について調べた。本結果はMC-LR曝露が精子形態異常を誘導し,精子活性化,トランス活性化,精子挙動および競合の深刻な欠損を引き起こすことを示した。加えて,spe-15の発現レベルは16.0μg/L未満のMC-LR曝露C.elegansで有意に減少する一方,spe-10およびfer-1の発現レベルは1.0μg/LのMC-LR曝露でも有意に低下し得た。従って,本研究はMC-LRが精子完成に対し有害な効果を誘導でき,精子機能のそれらの欠損はC.elegansにおけるspe-10,spe-15およびfer-1遺伝子発現の減少により誘導されるのかもしれないことを明らかにする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： Caenorhabditis elegans ,  *精子形成 ,  *オリゴペプチド ,  遺伝子 ,  生殖毒性 ,  活性化 ,  濃度依存性 ,  精子 ,  形態 ,  遺伝子発現 ,  細胞運動 ,  競争 ,  藍藻類 ,  シクロペプチド
準シソーラス用語： spe-15遺伝子 ,  spe-10遺伝子 ,  fer-1遺伝子 ,  精子活性化 ,  細胞形態 ,  細胞サイズ ,  トランス活性化 ,  精子運動 ,  シアノバクテリア

分類 (2件)： 植物起原の毒性  (GZ03010J) ,  生殖器官  (EJ15020P)

物質索引 (1件)： ミクロシスチンLR

タイトルに関連する用語 (5件)： 線虫 ,  Caenorhabditis ,  ミクロシスチン ,  Lr ,  曝露