抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
廃棄された製品から材料を再生するにあたり,リサイクルする材料毎に選別する選別技術として,近年は,液体を使わない,高い選別精度を持つ選別手法が望まれていると説明した。本稿では,静電選別技術について,筆者らが開発した混合プラスチックの選別手法や導体と絶縁体の選別方法のいくつかを紹介した。まず,角度θ,βの2軸方向に傾斜した振動台上に2枚の平板電極を固定し,それらを用いて選別対象を振動輸送させることで選別を行う振動輸送型の静電選別装置について概説した。また,この選別装置の,投入口が小さく,大きな処理量を求める選別には不向きであるという問題に鑑みて開発された,円筒電極を用いた自由落下型選別装置について概説した。最後に,金属とプラスチックやゴムなどのように,胴体の絶縁体を高精度で選別可能とした,ベルトコンベア型選別装置について説明した。