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J-GLOBAL ID:201502205368803201   整理番号:15A0903380

イネのメタカスパーゼファミリーのストレス応答性発現,細胞内局在,および蛋白質-蛋白質相互作用

Stress-Responsive Expression, Subcellular Localization and Protein-Protein Interactions of the Rice Metacaspase Family
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 16216-16241 (WEB ONLY)  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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動物におけるシステイン依存性プロテアーゼ様カスパーゼのクラスであるメタカスパーゼは,植物における発生およびストレス応答の間のプログラム細胞死(PCD)の重要な調節因子である。この研究では,非生物的ストレスとストレス関連ホルモンに応答するイネのメタカスパーゼ(OsMC)遺伝子の発現パターンに関する総合的解析に焦点を当てた。その結果,OsMCファミリーのメンバーは,非生物的(例えば,乾燥,塩,低温,および熱)および生物的(例えば,Magnaporthe oryzae,Xanthomonas oryzae pv.Oryzae,およびRhizoctonia solaniによる感染)ストレスとアブシジン酸,サリチル酸,ジャスモン酸,および1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸(エチレン前駆体)などのストレス関連ホルモンに対する応答において示差的発現を示すことが分かったが,これらのストレスやホルモンに対する応答性はある程度異なっていた。細胞内局在解析では,OsMC1は核にのみ,OsMC2は主に核に局在することが明らかとなった。OsMC3,OsMC4,およびOsMC7は細胞に均等に分布しているのに対し,OsMC5,OsMC6,およびOsMC8は細胞質に局在していた。OsMC1はOsLSD1およびOsLSD3と相互作用する一方,OsMC3はOsLSD1とのみ相互作用した。OsMC1の亜鉛フィンガードメインは相互作用活性に関与していた。OsMCファミリーに関する系統的発現および生化学的解析は,非生物的および生物的ストレス応答に関係するPCDでのOsMCの生物学的役割に関する今後の機能的研究に貴重な情報を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般  ,  酵素生理 

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