文献

J-GLOBAL ID：201502205370613649   整理番号：15A0909723

APP/PS1トランスジェニックマウスモデルにおけるAlzheimer病に関連した系統的な兆候のメタボロミクス的な研究

Metabolomic investigation of systemic manifestations associated with Alzheimer’s disease in the APP/PS1 transgenic mouse model

著者 (4件)： GONZALEZ-DOMINGUEZ Raul (Dep. of Chemistry and CC.MM, Fac. of Experimental Sciences, Univ. of Huelva, Campus de El Carmen, 21007 Huelva ...) ,  GARCIA-BARRERA Tamara ,  VITORICA Javier ,  GOMEZ-ARIZA Jose Luis
資料名： Molecular BioSystems  (Molecular BioSystems)
巻： 11  号： 9  ページ： 2429-2440  発行年： 2015年09月11日 
JST資料番号： W2331A  ISSN： 1742-206X  CODEN： MBOIBW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Alzheimer病は広範囲の系統的な傷害かも知れないとの増大する証拠があり,この神経分解病で発生する病的な機構により末梢器官が影響されるている。この理由により,ガスクロマトグラフィ-マスクロマトグラフィと超高性能液体クロマトグラフィ-マスクロマトグラフィを組み合わせた二重メタボロミクスプラットホームで初めてトランスジェニックマウスAPP/PS1からの肝臓と腎臓を野生型に対しての代謝変化として調べた。多変量統計は神経のリン脂質,スフィンゴ脂質,アシルカルニチン,ステロイド,アミノ酸と他の化合物を含む代謝産物のレベルに有意な差を示し,これはこのマウスモデルでAlzheimer病が生体エネルギー不全,酸化ストレス,膜脂質の代謝変化,高アンモニア血症,ステロイドの恒常性不調のような系統的な病原性と多重経路と関連があることを示していた。さらに,Alzheimer病では以前は述べられていなかった糖新生弱化,ポリオール経路,分岐アミノ酸の代謝のような新規の病理的な機構が発見されたことは顕著である。これらの発見はAlzheimer病が系統的な障害であると考える仮説を明らかに支持している。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *Alzheimer病 ,  *GC-MS分析 ,  HPLC-MS分析 ,  *リン脂質 ,  脂質 ,  *代謝産物 ,  *トランスジェニックマウス ,  肝臓 ,  腎臓 ,  *機能障害 ,  *判別分析
準シソーラス用語： GC-MS ,  アシルカルニチン ,  多変量統計

分類 (4件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  代謝一般  (EB02030C) ,  代謝一般  (EB05030X)

タイトルに関連する用語 (8件)： APP ,  トランスジェニックマウス ,  モデル ,  Alzheimer病 ,  系統 ,  兆候 ,  メタボロミクス ,  研究