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J-GLOBAL ID:201502205391536202   整理番号:15A1097652

スルホブチルエーテル-β-シクロデキストリンでのエルロチニブの包接錯体 調製,キャラクタリゼーション,in silico, in vitroおよびin vivo評価

Inclusion complex of erlotinib with sulfobutyl ether-β-cyclodextrin: Preparation, characterization, in silico, in vitro and in vivo evaluation
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巻: 134  ページ: 547-556  発行年: 2015年12月10日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ERL溶出速度および経口生物学的利用能に対するエルロチニブスルホブチルエーテル-β-シクロデキストリン錯体ERL-SBE-β-CD)の影響を調べることである。事前の相可溶性比較研究によって,ERLがSBE-β-CD溶液中で最大の可溶性があることを示した。最適実験設計により,モル比で1:1.05のSBE-β-CD:ERLの凍結乾燥が最適な方法として確認した。示差走査熱量測定(DSC), Fourier変換赤外分光法(FTIR), 粉末X線回折(PXRD),プロトン核磁気共鳴(1H NMR)および2次元回転フレームOverhauser効果分光法(2D ROESY NMR)により,この包接錯形成を確認した。SBE-β-CDおよびβ-CDとERLの相対的相互作用を解析するために採用したin silico計算研究により,ERL-SBE-β-CD錯形成が容易であることを示した。さらにIn vitro溶解およびin vivo生物学的利用能の研究により,ERL-SBE-β-CDは遊離の薬剤に対して,高いC max (134.29±36.51 vs. 42.36±1.75μg/ml)とAUC0-∞ (2103.47±156.75 vs.580.43±71.91μg/mlh)の相対的経口生物学的利用能において,ERL経口生物学的利用能を3.6倍増大させる貴重なアプローチであることをさらに確認した。この錯体は,純ERLに比べて,T max (0.5±0.2 vs. 2.7±0.8h)で5.4倍の減少とC maxで3.2倍の増大を示した。このように,ERL-SBE-β-CD錯形成は,ERLの経口生物学的利用能を強化し,投与および投与関係の副作用を減じる可能性を示している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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