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J-GLOBAL ID：201502205411163482   整理番号：15A0169990

判例と実務シリーズ:No.441 内在する特性と追試実験 知的財産高等裁判所平成26年1月30日判決平成25年(行ケ)第10163号審決取消請求事件

著者 (1件)： 細田芳徳
資料名： 知財管理  (Intellectual Property Management)
巻： 65  号： 1  ページ： 79-94  発行年： 2015年01月20日 
JST資料番号： G0276A  ISSN： 1340-847X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本件は,進歩性欠如と判断した無効審決に対する審決取消請求事件であり,内在する特性と追試実験の取扱い方が争点となった。本件発明と引用発明との相違点が,引用発明に記載はないが,「本質的に内在する特性」である場合に,その特性が引用発明にも存することを本件特許明細書の記載を参酌して認定することが許されるか否か,また,その特性が引用発明に内在していることを出願後の追試試験によって確認し,優先日当時,当業者が認識できたものと認定することは許されるのか否かが争点となった。本報では,事件の概要と審決を取消した知財高裁判決の概要を紹介した後,「本質的に内在する特性」,本件特許明細書の参酌問題,ならびに出願後の追試実験参酌問題を検討した。

シソーラス用語： *特許判例 ,  特性 ,  実験 ,  創造性 ,  *特許審査 ,  特許明細書 ,  特許出願
準シソーラス用語： 進歩性 ,  *無効審判

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 判例 ,  NO ,  実験 ,  判決 ,  取消 ,  事件