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J-GLOBAL ID:201502205423600780   整理番号:15A0647670

骨再生のため塩浸出絹フィブロインキャリアを用いた脱塩骨基質粉末のデリバリー

Delivery of demineralized bone matrix powder using a salt-leached silk fibroin carrier for bone regeneration
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 16  ページ: 3177-3188  発行年: 2015年04月28日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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その骨誘導性および骨伝導性のため,脱塩骨基質(DBM)は骨再生に対し広く用いられてきた。しかし,取扱いの困難さ,移植部位から移動する傾向および手術後の安定性の欠如のため,DBM粉末の利用は制限されている。本研究では,機械的に安定な塩浸出多孔性絹フィブロインキャリアを用いてDBM粉末の取扱い性を改善し,ラット骨髄由来間葉系幹細胞(rBMSC)の接着,増殖および骨形成を支持した。DBM粉末の異なる含有量を持つDBM-絹フィブロイン(DBM/SF)足場(0%,10%,20%,40%および80% DBM/SF足場)を作製した。DBM/SF足場は,DBM粉末の移動を防止する安定な複合材料を形成できることが見出された。さらに,足場のマイクロアーキテクチャおよび機械的性質は,DBM粉末により影響された。DBM/SF足場上にrBMSCを播種し,14日間培養した。20% DBM/SF足場は,良好な細胞接着および増殖を示すことを細胞増殖アッセイおよび細胞モルフォロジー観測が示した。そのうえ,骨芽細胞関連遺伝子マーカー(例えば,COL1A1,ALPおよびcbfa1),細胞外マトリックス成分(例えば,COL1A1,OCNおよびONN)およびALP活性に対するリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)解析により明らかなされたように,他のグループと比べて20% DBM/SF足場において細胞機能はより活発に示された。改善された取扱い特性を持つ絹フィブロインキャリアを用いてDBM粉末はデリバリーされ,20% DBM/SF足場は骨再生における応用の成功に対する骨形成促進足場としての大きな潜在能を持つことを全てのデータが示唆した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
骨格系  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  粉体工学 

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