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J-GLOBAL ID:201502205434243417   整理番号:15A0948629

実際のマイクロセル環境における円形アレイに基づく大規模MIMOによる干渉低減特性

Interference Reduction Characteristics by Circular Array Based Massive MIMO in a Real Microcell Environment
著者 (5件):
資料名:
巻: E98.B  号:ページ: 1447-1455 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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大規模多入力多出力(MIMO)の概念が最近提案された。線形またはプレーナアレイを使用して大規模MIMOを実行すると,ゼロフォーシング(ZF)のような干渉低減技術が使われなくても,干渉信号を緩和できる狭いビームを発生する。本研究で筆者等は,実際のマイクロセル環境において円形アレイで実行された大規模MIMOにより達成した干渉低減性能を調べた。市街地において2GHzバンドで円筒型96エレメントアレイによる広帯域チャネルサウンダーを使って,チャネル状態情報(CSI)を得た。円形アレイはリニアアレイよりはるかに大きいビーム幅とサイドローブレベルがある。本稿では,マイクロセル内に1人の要求ユーザが存在し,一方干渉ユーザが近傍のセル周りを動く場合,ZFと最大比合成間の干渉低減性能を比較した。筆者等は,円形アレイに基づく大規模MIMO内で近傍セルからの干渉を低減するために,ZFが必須であることを示した。大規模MIMOにおけるZFアルゴリズム用の信号処理の負担を軽減するために,干渉低減のための垂直面と水平面で必要なアンテナ数を評価した。円筒型96エレメントアレイを考えるとき,低い信号対雑音電力比(SNR)のエレメントがあるので,アンテナ数が減少したとき,信号対雑音プラス干渉電力比(SINR)の劣化は線形アレイによる理想的なアンテナ利得減少より小さいことを示した。さらに,筆者等は,限られた数のアンテナを仮定する場合,主要な波はある特定の方向から到着するので,適切なアンテナを選択すべきであることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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通信方式一般  ,  移動通信 
引用文献 (23件):
  • [1] 3GPP TS36.912 V9.1.0, “Feasibility study for further advancement for E-UTRA (LTE-advanced),” Jan. 2010.
  • [2] 3GPP, RWS-120045, “Summary of 3GPP TSG-RAN workshop on release 12 and onward,” June 2012.
  • [3] 3GPP TR36.923 V12.0.0, “Scenarios and Requirements for small cell enhancements for E-UTRAN,” Dec. 2012.
  • [4] G.J. Foschini and M.J. Gans, “On limits of wireless communications in a fading environment when using multiple antennas,” Wireless. Pers. Commun., vol.6, no.3, pp.311-335, March 1998.
  • [5] A. Paulaj, R. Nabar, and D. Gore, Introduction to Space-Time Wireless Communications, Cambridge Univ. Press, Cambridge, U.K., 2003.
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