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J-GLOBAL ID：201502205435403787   整理番号：15A1239551

ディスククランプ力によるHDDにおけるFDBsのハブとスリーブ間の機械的接触を防ぐロバストなハブ設計

Robust hub design to prevent mechanical contact between the hub and sleeve of FDBs in an HDD due to disc clamping force

著者 (3件)： KIM Bumcho (Hanyang Univ., PREM, Dep. of Mechanical Convergence Engineering, 17 Haengdang-dong, Seongdong-gu, 133-791, Seoul, KOR) ,  KIM Bumcho (Samsung Electro-Mechanics Co., Maetan 3-dong, Yeongtong-gu, 443-743, Suwon-si, Gyeonggi-do, KOR) ,  JANG Gunhee (Hanyang Univ., PREM, Dep. of Mechanical Convergence Engineering, 17 Haengdang-dong, Seongdong-gu, 133-791, Seoul, KOR)
資料名： Microsystem Technologies  (Microsystem Technologies)
巻： 21  号： 12  ページ： 2797-2802  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： W2056A  ISSN： 0946-7076  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者等は,高さ5mmの2.5′′ハードディスクドライブ(HDD)における,特に低い回転速度での,振れの回転高調波源を調べた。HDDを分解した後,ハブとスリーブの上部スラスト面間の周囲スクラッチを観察した。ハブの有限要素静的解析により,ディスククランプ力によるたわみは,回転ハブと静止スリーブ間の機械的接触が原因であることが分かった。これは,振れと設計値より低いフライイング高さで大きい振幅の高調波が発生したためである。これらの部品間の機械的接触を防ぐため,筆者等は内部と外部スラスト間でハブ厚みが急速に減少するロバストなハブ設計を提案した。そして,提案したハブによりHDDスピンドルモータのプロトタイプを製作した。実験の結果,フライイング高さはほぼ設計値に増加し,振れの高調波は低い回転速度でも大幅に減少することが分かった。プロトタイプのHDDスピンドルモータを分解後,筆者等は,スラスト軸受の表面にスクラッチが無いことを確認した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 力 ,  締付 ,  *磁気ディスク ,  駆動機構 ,  磁気記録装置 ,  高調波 ,  有限要素法 ,  *接触 ,  たわみ ,  直流電動機 ,  *スラスト軸受 ,  ボス ,  流体軸受 ,  回転数
準シソーラス用語： クランプ力 ,  スピンドルモータ ,  ハードディスク ,  ハードディスクドライブ ,  ハブ【機械要素】 ,  回転速度 ,  機械的接触

分類 (2件)： 軸受  (QB01020W) ,  電子・磁気・光学記録  (NC06020F)

タイトルに関連する用語 (8件)： ディスク ,  クランプ力 ,  HDD ,  ハブ ,  スリーブ ,  機械的接触 ,  ロバスト ,  設計