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J-GLOBAL ID:201502205451792521   整理番号:15A0858989

癌細胞内の過酸化水素の検出のための多重非共有相互作用により構成された超分子蛍光ナノ粒子

Supramolecular Fluorescent Nanoparticles Constructed via Multiple Non-Covalent Interactions for the Detection of Hydrogen Peroxide in Cancer Cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号: 32  ページ: 11427-11434  発行年: 2015年08月03日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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環境ストレス及び/又は遺伝的突然変異から発生した過剰の過酸化水素(H2O2)は病的状態をもたらす。それ故,H2O2の高感度検出は重要である。ここに,癌細胞中のH2O2を検出するため,FITC-β-CDホストとFc-RBゲスト間のホスト-ゲスト相互作用により,フルオレセインイソチオシアナート修飾β-シクロデキストリン(FITC-β-CD)/ローダミンB修飾フェロセン(Fc-RB)両親媒性物質から自己集合した超分子蛍光ナノ粒子を調製した。水系溶媒中の多重非共有相互作用の組合せに基づいた自己集合ナノ粒子は,生理的条件下で安定性を維持しながら,H2O2に対し高い感度を示した。蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)効果のおかげで,H2O2の添加は,蛍光実験において,赤(RB)から緑(FITC)へのナノ粒子のはっきりした蛍光変化が起きた。in vitro試験において,蛍光ナノ粒子は癌細胞に効率的に細胞内移行し,内在性H2O2により分解されて,FRETの”on”から”off”を伴った。多重非共有相互作用により構成された超分子蛍光ナノ粒子は,酸化ストレスにより引き起こされる病気の診断及び画像化への応用可能性を持つことが期待される。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析機器  ,  生物物理的研究法  ,  生体物質一般 
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