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J-GLOBAL ID:201502205452460859   整理番号:15A1283965

層状複水酸化物/ポリプロピレンナノ複合材料の熱安定性と機械的性質へのアニオン性表面改質剤の影響

Influence of anionic surface modifiers on the thermal stability and mechanical properties of layered double hydroxide/polypropylene nanocomposites
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 45  ページ: 22730-22738  発行年: 2015年12月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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溶液混合法により有機層状複水酸化物/ポリプロピレン(LDH/PP)ナノ複合材料が合成できた。疎水性のPPとの適合性を改良しようと各種の陰イオン界面活性剤を入れてLDHのカチオンの層との静電相互作用でLDHの表面を改質した。PPのマトリックスへの均質分散を最適化するため,脂肪族炭素鎖長(ラウリル酸,パルミチン酸,ステアリン酸,ドデシル硫酸)とアニオン官能基(-COO-,-OPO32-,-OSO3-)に配慮して活性剤を選んだ。脂肪酸改質LDHを含有するPPナノ複合材料中で,有機-LDHからの(001)のX線回折線は見られず,有機-LDH層はPP中で完全に剥離して均一分散していることを示した。これはTEM解析でも確認した。しかし硫酸ドデシルやリン酸ラウリルで改質したLDHを含むPPナノ複合材料では(001)XRDピークの幅が広く,有機-LDHの層間剥離は部分的であることを示した。熱重量分析によれば有機-LDH/PPナノ複合材料の熱安定性(T0.5)は有機-LDHの型と含有量に応じてPPそのものより相当大きく37~60Kだけ向上した。十分に分散した有機-LDHを含むPPナノ複合材料は引張強さの低下が少なくて弾性係数が大きく増大した。これらの結果は層間剥離したLDHナノシートにより生じた界面体積分率の増加による。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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充填剤,補強材  ,  物理的性質一般 

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