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J-GLOBAL ID:201502205466420540   整理番号:15A0802758

中国北東部,東部YanbianのWudaogou層群の全岩地球化学組成-金・タングステン鉱化作用との関係及び古アジア海の進化についての手掛かり

The Whole-Rock Geochemical Composition of the Wudaogou Group in Eastern Yanbian, NE China-New Clues to Its Relationship with the Gold and Tungsten Mineralization and the Evolution of the Paleo-Asian Ocean
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巻: 65  号:ページ: 232-248  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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後期古生代のWudaogou層群はYanbian東部における最古の変成ユニットの一つで,構造的及び鉱床成因論的に重要な意味をもつ。本稿では,Wudaogou層群内の種々の岩石についての新たな記載岩石学的及び全岩地球化学的データに基づいて,それらのプロトリス,変成岩の構造環境,金及びタングステン鉱化作用との関係についての新知見を提示する。Wudaogou層群の変成岩のプロトリスは,中性-塩基性火山岩(例えば玄武岩質安山岩,粗面安山岩,玄武岩)と,粘土質岩・石英砂岩・アルコース質及び粘土質グレイワッケ等の堆積岩,及び凝灰質砂岩を含む火山砕屑性堆積岩である。古生代後期の角閃岩相の広域変成作用を被る前に,これらのプロトリスは大陸縁辺の衝突帯の島弧環境下でペルム紀中-後期に形成された。広域的構造進化を考慮すると,Wudaogou層群からの変成岩のプロトリスの形成とその後の変成作用は,古アジア海の沈み込みから衝突への変化によって影響を被ったと推定される。Wudaogou層群の変成岩類,Xiaoxi’nacha金(銅)鉱床からの含金鉱石,Yangjingouタングステン鉱床からの灰重石,変成岩類中の造鉱元素成分は希土類元素(REE)パターンとパラメータが類似していることから,Yangjingou鉱床とXiaoxi’nacha鉱床の例で見られるように,Wudaogou層群はYanbian東部地域の金とタングステンの鉱化作用の金属物質の一部を供給したことが暗示される。更に,変成堆積岩,特にWudaogou層群の変成砂岩・石英片岩・石英雲母片岩は,Yangjingouタングステン鉱化作用と密接な成因関係にある。しかしながら,この層群に含まれる金の鉱化作用を支配する特定の岩質はいまだ確定されておらず,さらなる研究を要する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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鉱床成因論  ,  岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (42件):

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