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J-GLOBAL ID:201502205477423354   整理番号:15A0959185

触媒化学蒸着によるカーボンナノチューブ合成向けの触媒としてのノントロナイト

Nontronites as catalyst for synthesis of carbon nanotubes by catalytic chemical vapor deposition.
著者 (8件):
資料名:
巻: 114  ページ: 170-178  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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700°C,反応時間30minで,アルゴンとの混合気体中の炭素源としてのアセチレンを用い,水平管型反応器において,触媒化学蒸着(CCVD)により多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を合成した。触媒として天然板状ノントロナイト粒子ナトリウム形態(SamporやWashington形態,また,それらの鉄改良形態)を用いた。加えて,水熱合成ヘマタイトα-Fe2O3や,ノントロナイト粒子とのそのヘテロ凝集体を用い,触媒活性をテストした。触媒ナノ粒子を用い,触媒担体として用いるSiウエハ表面状態を改良した。CNT成長前に,700°Cの管型反応器において水素流を適用し触媒ナノ粒子を活性化した。MWCNT成長に及ぼす触媒タイプや反応条件(C2H2/Ar比率,時間,反応温度など)の影響を調べた。MWCNT成長は,表面を覆う触媒粒子密度(例えばヘマタイトではケイ素表面への堆積量)により影響される。Si基板で存在する触媒タイプに依存し,竹状,巻き毛状,直線状の個別MWCNTが生成した。Raman分光法を利用し,合成MWCNT品質を調べた。Fe形態のカチオン交換に従い,ノントロナイト鉄含量は約14.5wt%増えた。しかし,ヘマタイト追加により,鉄含量は存在する全鉄で約13.0wt%増えた。Raman分光法では,低コスト触媒ナノ粒子として応用可能な天然ノントロナイトの純粋なNa形態の利用により,CNT中カーボンシートの良品質規則性グラファイト構造が実現されることを証明した。それ故,鉄塩を用いたイオン交換改良は,このタイプの材料で必要ない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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炭素とその化合物  ,  その他の無機化合物の薄膜  ,  薄膜成長技術・装置  ,  その他の触媒  ,  珪酸塩鉱物 
物質索引 (1件):
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