文献

J-GLOBAL ID：201502205498430253   整理番号：15A1321876

石油蒸留物の特性化用の低磁場核磁気共鳴

Low-field nuclear magnetic resonance for petroleum distillate characterization

著者 (5件)： BARBOSA Lucio L. (Dep. of Chemistry, Federal Univ. of Espirito Santo, Vitoria, ES, BRA) ,  KOCK Flavio V.C. (Dep. of Chemistry, Federal Univ. of Espirito Santo, Vitoria, ES, BRA) ,  ALMEIDA Vinicius M.D.L. (Dep. of Chemistry, Federal Univ. of Espirito Santo, Vitoria, ES, BRA) ,  MENEZES Sonia M.C. (Petrobras/Cenpes/QM, Ilha do Fundao, 21941-598 Rio de Janeiro, RJ, BRA) ,  CASTRO Eustaquio V.R. (Dep. of Chemistry, Federal Univ. of Espirito Santo, Vitoria, ES, BRA)
資料名： Fuel Processing Technology  (Fuel Processing Technology)
巻： 138  ページ： 202-209  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： A0298B  ISSN： 0378-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低磁場核磁気共鳴(LF-NMR)は,油田産業において粘度の予測や貯留岩の空孔度と透過率,流体飽和,流体中の水分含有量の評価などの幾つかの用途を有する。しかし,石油蒸留物の物理的や化学的性質を決定する研究は少ない。それで,73.43~1810.74msの範囲で横向き緩和時間(T₂)を用いて,蒸留物の物理的や化学的性質を決定することを目指した。LF-NMRデータから,350°Cまでに得られた蒸留物中のモル質量や相関指標,特性化要因,API比重,相対的水素指標,水素の数を見積もることが可能であった。T₂と標準ASTM法で決定された性質とは強く相関した。それで,低磁場NMRはASTM法への興味ある代替手段を構成する。その結果は,化学的や物理的性質の変化が沸点と分子運動性に依存することも示している。また,LF-NMRはガソリンや灯油,軽質と重質のガスオイルへの留分の分類を可能にした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  炭素13NMR ,  陽子磁気共鳴 ,  緩和時間 ,  *石油留分 ,  キャラクタリゼーション ,  分子構造 ,  沸点 ,  ASTM規格

分類 (2件)： 石油と石油製品の性質,分析,試験  (YF02020X) ,  有機化合物のNMR  (BM07044Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 石油 ,  蒸留 ,  特性化 ,  低磁場 ,  核磁気共鳴