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J-GLOBAL ID:201502205500159554   整理番号:15A0922549

ヒト骨芽細胞動態における局所起源伝達性の保存されたbone type-related differences

LOCAL ORIGINS IMPART CONSERVED BONE TYPE-RELATED DIFFERENCES IN HUMAN OSTEOBLAST BEHAVIOUR
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  ページ: 155-176 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7026A  ISSN: 1473-2262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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変形性関節症(OA)と骨粗鬆症(OP)の両疾患患者に由来する試料での全てのbone type-related differencesを調べるために,骨梁,皮質骨および軟骨下骨に由来する骨芽細胞の骨形成性動態が調べられた。細胞増殖,分化すなわちアルカリホスファターゼ(TNAP)mRNAとその活性,Runt関連転写因-2(RUNX2),SP-7-転写因子(SP7),骨シアロ蛋白質-II(BSP-II),オステオカルシン/骨γカルボキシグルタミン酸(BGLAP),オステオプロテゲリン(OPG,TNFRSF11B),核因子κβリガンドレセプターアクチベーター(RANKL,TNFSF11)mRNAレベルならびに血管内皮増殖因子A(VEGF-A)mRNAとその蛋白質放出が,年齢をマッチさせたヒトOA/OP(N=5/4)患者のペアード上腕骨骨頭に由来する骨芽細胞において評価された。初期の増殖および細胞数の増加は,OAおよびOPにおける骨梁骨芽細胞よりも軟骨下と皮質で有意に速く(p<0.01),またこのbone type-related differencesはOAにおいて一致した速い成長速度にもかかわらず,保存されていた。しかし,RUNX2/SP7レベルおよびTNAP mRNAと蛋白質活性は,OAおよびOPにおける軟骨下および皮質骨芽細胞よりも骨梁において高かった。BSP-IIレベルは,OAとOPの両方において,骨梁で有意に高く,皮質骨芽細胞で最も低かった。対照的に,BGLAPレベルは多様な骨型選択性挙動,すなわちOAを起源とする軟骨下由来骨芽細胞とOPを起源とする骨梁起源で最も高かった。著者らは,実質的に同一の骨のタイプに関連する差異を見出したが,OAとOPにおけるTNFRSF11B:TNFSF11において,骨梁骨芽細胞における破骨細胞のパラクリン効果について大きな可能性があることについては一貫している。軟骨下骨芽細胞(OA)は,最も高いVEGF-mRNAレベルと放出を示した。著者らのデータは,骨梁,軟骨下および皮質骨におけるヒト骨芽細胞がin vitroで増殖,分化および血管新生促進電位に特異的なbone type-related differencesに固有の,プログラムされた多様性を有していることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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運動器系の基礎医学  ,  骨格系  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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