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J-GLOBAL ID：201502205500670887   整理番号：15A1321186

環境内に混入する親油性毒素に対する出生後の曝露試験に利用する新規モデルとヘキサクロロベンゼンや乳児の成長評価に於ける応用

A novel model to characterize postnatal exposure to lipophilic environmental toxicants and application in the study of hexachlorobenzene and infant growth

著者 (6件)： STIGUM Hein (Norwegian Inst. of Public Health, P.O. Box 4404 Nydalen, NO-0403 Oslo, NOR) ,  ISZATT Nina (Norwegian Inst. of Public Health, P.O. Box 4404 Nydalen, NO-0403 Oslo, NOR) ,  POLDER Anuschka (Norwegian School of Veterinary Sci., Oslo, NOR) ,  POLDER Anuschka (National Veterinary Inst., Oslo, NOR) ,  MANDAL Siddhartha (Norwegian Inst. of Public Health, P.O. Box 4404 Nydalen, NO-0403 Oslo, NOR) ,  EGGESBO Merete (Norwegian Inst. of Public Health, P.O. Box 4404 Nydalen, NO-0403 Oslo, NOR)
資料名： Environment International  (Environment International)
巻： 85  ページ： 156-162  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： A0646B  ISSN： 0160-4120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳児は人乳を経由して残留性の環境汚染物質に曝露するが,出生後の曝露が示す健康影響は実測データが限定的である。現在の出生後の曝露試験法は余りにも単純(哺乳曝露モデル)又は複雑な生理学的共薬物動力学(PBPK)モデルを利用する。出生後の曝露量を推算する方程式を提示し,ヘキサクロロベンゼン(HCB)が乳児の成長に及ぼす影響を出生後の2年間に亘り評価した。ノルウェー国内の出生コホート研究に参画した449組の母親-児童ペアから採取した人乳に混入するHCB濃度を定量し,線形混合モデルを利用してHCB濃度と乳児成長の関係を解析した。人乳を経由してHCBに曝露した児童は母親よりHCB濃度が1~5倍も高かった。環境内に混入する親油性毒素に対する出生後の曝露試験に利用した上記の方程式は,哺乳曝露モデルより性能が良好でPBPKより応用が容易であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *環境汚染 ,  *芳香族塩素化合物 ,  *曝露試験 ,  毒性試験 ,  成長速度 ,  毒素 ,  *母子衛生 ,  コホート研究 ,  汚染物質 ,  統計的線形モデル ,  成長阻害 ,  哺乳 ,  薬物動力学 ,  乳児 ,  人乳 ,  数学モデル ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： 出生後発育 ,  線形混合モデル

分類 (4件)： 環境汚染一般  (SB01000C) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  人間に対する影響  (EE05050C) ,  公衆衛生  (GB02000X)

物質索引 (1件)： ヘキサクロロベンゼン

タイトルに関連する用語 (12件)： 環境 ,  混入 ,  親油性 ,  毒素 ,  出生 ,  曝露試験 ,  モデル ,  ヘキサクロロベンゼン ,  乳児 ,  成長 ,  評価 ,  応用