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J-GLOBAL ID：201502205527118220   整理番号：15A0654463

陰的環境で分子動力学シミュレーションを使用するアミロイドAβ_13-23形成初期の検討

Study of early stages of amyloid Aβ_13-23 formation using molecular dynamics simulation in implicit environments

著者 (3件)： BAJDA Marek (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw, POL) ,  BAJDA Marek (Dep. of Physicochemical Drug Analysis, Fac. of Pharmacy, Medical Coll., Jagiellonian Univ., Medyczna 9, 30-688 ...) ,  FILIPEK Slawomir (Fac. of Chemistry, Univ. of Warsaw, Pasteura 1, 02-093 Warsaw, POL)
資料名： Computational Biology and Chemistry  (Computational Biology and Chemistry)
巻： 56  ページ： 13-18  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： H0201B  ISSN： 1476-9271  CODEN： COCHDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β-アミロイド凝集と老人斑形成はアルツハイマー病(AD)のひとつの特徴である。これは神経細胞の変性と認知機能の低下を招く。β-アミロイドで最も凝集性と毒性の強い型はAβ_1-42であるが,実験では同様に凝集することができるより短い型も使用した。アミロイド形成の初期は,ADの進行においてこのペプチドが影響するので特に興味深い。9つのウンデカペプチドAβ_13-23のヘリックスを用いて,500ns分子動力学シミュレーションと陰的膜環境を使用するアミロイド形成の進行を検討した。シミュレーションの間,小さいβ-シートが,分離した2つのストランド構造としてごく初期に現れ,この過程は膜の存在により促進された。そのあとに,大きいβ-シートが形成された。しかし対構造を形成しない9番目のヘリックスは,MDシミュレーションの最後まで不変のままで残った。対になったヘリックス-ヘリックス相互作用は,アミロイド形成の早期においてβ-シート形成の駆動力であるように見えた。逆にα-ヘリックスとβ-シートの特異作用は安定であり,膜によって安定化された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *計算機シミュレーション ,  アミロイド ,  *アミロイドβタンパク質 ,  Alzheimer病 ,  β構造 ,  ニューロン ,  ペプチド ,  分子間相互作用 ,  ヘリックス構造 ,  経時変化
準シソーラス用語： Aβ1-42 ,  アミロイドA ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境 ,  分子動力学シミュレーション ,  アミロイドA ,  初期