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J-GLOBAL ID：201502205552411740   整理番号：15A0799111

土壌中の鉛固定化に及ぼす牛および豚糞尿堆肥中のリンと水溶性有機炭素の影響

Impact of phosphorus and water-soluble organic carbon in cattle and swine manure composts on lead immobilization in soil

著者 (4件)： KATOH Masahiko (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  WANG Yan (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  KITAHARA Wataru (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  SATO Takeshi (Gifu Univ., Gifu, JPN)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 36  号： 13-16  ページ： 1943-1953  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 牛糞尿と豚糞尿から製造された堆肥中のリンと水溶性有機炭素(WSOC)含有量の相違に着目して,改良された家畜糞尿堆肥(AMC)による土壌中の鉛固定化を調べた。実験に使用した土壌試料は射撃場の深さ5~15cmから収集した。牛糞尿堆肥(CC)試料に重量割合25%でヒドロキシアパタイトを加えて改良CCを調製した。豚糞尿堆肥(SC)を60%w/wの水と硫酸アンモニウムで改良後,60°Cで一箇月養生し,水による抽出を繰返してWSOCを除去して改良SCを調製した。実験は100mLのボトルに20gの土壌を1gの堆肥試料と混合し,25°Cに保持し,15~90日にわたって分析した。その結果,高リン濃度と低WSOCに改良されたCCとSCは両者とも水溶性の鉛濃度を減少させ,不溶性鉛濃度を増加させた。また,改良堆肥で改良された土壌中の微生物酵素活性はSCによって改良された土壌中におけるよりも低かった。

シソーラス用語： 家畜糞尿 ,  重金属汚染 ,  土壌汚染 ,  堆肥化 ,  堆肥 ,  ヒドロキシアパタイト ,  土壌改良 ,  改変 ,  リン ,  水溶性 ,  有機炭素 ,  酵素 ,  酵素活性度 ,  有用物質回収 ,  *改良 ,  *鉛汚染 ,  *家畜糞堆肥 ,  水溶性有機炭素 ,  豚糞尿 ,  微生物酵素 ,  環境汚染 ,  廃棄物処理
準シソーラス用語： 牛糞尿 ,  固定化

分類 (6件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  肥料の調製,保存  (FB05020N) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  農業廃棄物処理  (FB07040X) ,  鉛とその化合物  (SB05024Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 土壌 ,  鉛 ,  固定化 ,  牛 ,  豚糞尿 ,  堆肥 ,  リン ,  水溶性有機炭素