抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米欧日における自動運転システムの発展の歴史を紹介する。用いられた技術と時代背景によって自動運転システムは四つの期に分けられる。1960年代までの第1期は道路に誘導ケーブルを敷設して横方向制御を行う路車協調型システムで,1980年代後半までの第2期はマシンビジョンを用いた自律型システムが主流となった。1990年代後半までの第3期は各国のITSプロジェクトにおいて開発が進み,単独走行以外にプラトゥーン走行まで研究が拡大され,横方向制御アルゴリズムが現代制御理論で定式化された。21世紀の第4期は乗用車以外にトラック・路線バスなどにも対象が広がり,近い将来の実用化を目指した開発が進んでおり,2013年以降では自動車会社などから自動運転車両の発表が相次いでいる。