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J-GLOBAL ID：201502205608574523   整理番号：15A1259282

機能性材料へのリグニンの熱化学変換:レビューと今後の方向

Thermochemical conversion of lignin to functional materials: a review and future directions

著者 (3件)： LIU Wu-Jun (CAS Key Lab. of Urban Pollutant Conversion, Dep. of Chemistry, Univ. of Sci. & Technol. of China, Hefei 230026 ...) ,  JIANG Hong ,  YU Han-Qing
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 17  号： 11  ページ： 4888-4907  発行年： 2015年11月02日 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグニン物価安定政策は,現代のバイオリファイナリ計画の重要な部分と考えられる。リグニンの独特な構造と組成はいくつかのバルク化学品及び機能性材料を製造するための多くの効果的な経路を提供する可能性がある。付加価値機能性材料を合成するためのリグニンの熱化学的変換は最近多くの注目を集めている。本レビューで著者らは,リグニンを機能性炭素材料に熱化学的変換するための現在利用できるアプローチ及び戦略を提示する。熱化学的プロセス(たとえば,熱分解及び熱水炭化)中のリグニンの転換挙動及びメカニズムを解明した。リグニンをベースにした機能性炭素材料の特徴(構造及び表面化学)を体系的にまとめている。リグニンをベースにした炭素材料の機能化における進歩(表面機能のチューニング及び多孔性仕立て)及び触媒,エネルギー貯蔵及び汚染除去の分野におけるリグニンをベースとした機能性炭素材料の応用をまとめた。リグニンをベースとした機能性材料が,特にこれらの機能性材料の利用が拡大している分野においてどのように開発されるに関する展望について議論した。本レビューは,機能化したリグニンをベースとする材料が環境に優しい持続可能な未来に向けたさまざまな応用をもってハイブリッド炭素材料の合理的デザインの豊かな集団につなげることを明らかに示すものである。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 機能材料 ,  *リグニン ,  炭素材 ,  熱分解 ,  バイオテクノロジー ,  *資源再生 ,  廃物利用 ,  文献展望
準シソーラス用語： バイオリファイナリー ,  機能性材料 ,  炭素材料

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 機能性材料 ,  リグニン ,  熱化学 ,  レビュー