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J-GLOBAL ID:201502205662347280   整理番号:15A0094680

世界の主な国際パイプライン 第34回 カザフスタン,ウズベキスタンから中国へ向かう国際天然ガス・パイプライン

著者 (1件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 64-71  発行年: 2015年01月10日 
JST資料番号: L1693A  ISSN: 0918-7510  CODEN: KUENE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中央アジア諸国は豊富な天然ガス資源に恵まれているが,カスピ海には近いものの内陸部に位置するため,LNG輸出国になる選択肢はない。カスピ海より西側のインド,中国向けの天然ガス輸送を模索してきたが,中央アジアからこれらの大規模市場まで天然ガスを輸送するには,非常に長い距離がある。2009年9月,中国,トルクメニスタン,ウズベキスタン,カザフスタンによる中央アジア~中国ガス・パイプライン調整委員会は,2011年の中国向け天然ガス供給量を170億m3とすることで合意した。中国天然ガス集団公司(CNPC)らが推進するパイプライン(全長約1,800km)は,トルクメニスタンのガス田から,ウズベキスタン,カザフスタン経由で新疆ウイグル自治区までを繋ぐもので,2009年12月に操業を開始し,2010年7月中旬までに約20億m3の天然ガスをCNPCに供給している。CNCPは,カザフスタン,ウズベキスタンからの天然ガス輸入にも期待を寄せており,カザフスタン国営石油・ガス会社と,国内のパイプラインを共同で設計・資金調達・建設することで合意した。中央アジア~中国ガス・パイプラインにも接続される予定で,今後カズフスタン産ガスが中国向けに輸出される可能性がある。ウスベキスタンは2006年8月,CNCP(20%)を含む国際コンソーシアムとの間で,アラル海の天然ガス資源を探鉱・開発する生産分与契約(PSA)を締結した。CNCPは,アラル海のガス田群からのガス供給を進める可能性がある。
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分類 (1件):
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パイプライン輸送 

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