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J-GLOBAL ID:201502205707207389   整理番号:15A1261815

トルコに生育する一部Achillea L.種のフェノール組成物,抗酸化物,創傷治癒および細胞毒性活性に関する比較研究

Comparative Studies on Phenolic Composition, Antioxidant, Wound Healing and Cytotoxic Activities of Selected Achillea L. Species Growing in Turkey
著者 (7件):
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巻: 20  号: 10  ページ: 17976-18000 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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トルコはAchillea L(ノコギリソウ)属の多様性にとって世界で最も重要な中心の一つである。本研究では,フェノールの重要性を考えトルコに生育する3種類のノコギリソウ,即ちA.coarctata Poir.(AC),A.kotschyi Boiss.subsp.kotschyi(AK),およびA.lycaonica Boiss. & Heldr.(AL)について,そのフェノール組成物,総フェノール含有量(TPC),抗酸化特性,NIH-3T3繊維芽細胞に対する創傷治癒能,ならびにMCF-7ヒト乳癌細胞に対する細胞毒性作用について調べた。総合的なLC-MS/MS分析はAKが突出してクロロゲン酸,ハイパーオキシド,アピゲニン,ヘスペリジン,ルチン,カンフェロール,およびルテオリン含量が高いことを明らかにした(それぞれ2890.6,987.3,797.0,422.5,188.1,159.4,および121.2μg分析物/抽出物)。この所見はTPCがフリーラジカルスカベンジング活性および総抗酸化能(TAC)の両方と強く相関していることを示している。研究対象種のなかで最も高いTPC(148.00mgGAE/g抽出物)およびTAC(2.080UAE),最も強いラジカルスカベンジング活性(EC50=32.63μg/mL),最も顕著な創傷治癒活性,ならびに最も高い細胞毒性活性はAKについて観察された。結果はAKが重要な抗酸化活性,創傷治癒活性および細胞毒性活性を持つフラボノイドおよびクロロゲン酸供給源として有望であることを示唆している。これらの所見はAKが,医薬品,化粧品,および食品産業で活用可能な生物活性源としての可能性を研究する価値があることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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