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J-GLOBAL ID：201502205710367850   整理番号：15A0602035

Alzheimer病におけるメチルグリオキサールの役割

Role of Methylglyoxal in Alzheimer’s Disease

著者 (3件)： ANGELONI Cristina (Univ. Bologna, Rimini, ITA) ,  ZAMBONIN Laura (Univ. Bologna, Bologna, ITA) ,  HRELIA Silvana (Univ. Bologna, Rimini, ITA)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2014  号： Biochemistry  ページ： 238485 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Alzheimer病は,最も一般的で致命的神経変性疾患である。Alzheimer病の主要な特質は,アミロイドβペプチドの細胞外集合である。更に,細胞内神経原線維濃縮体の存在を,過剰リン酸化タウ蛋白質の沈殿/集合が形成した。Alzheimer病の病因学は多因子性である。更に,その病因の完全な理解はつかみにくいままである。数年前,グリケーションがAlzheimer病で広範囲な蛋白質架橋および酸化ストレスに寄与するかもしれないことが,示唆された。グリケーションは,高度糖化最終産物(AGE)として知られている,一種の化合物の産生に至る内在的過程である。興味あることに,AGEのレベル増加を,Alzheimer病患者の脳で観測した。メチルグリオキサール,細胞性代謝の反応性中間体,それは,AGEで最も強力な前駆体で,Alzheimer病で酸化ストレスの増加と,厳密に相関した。多くの研究が示していることだが,メチルグリオキサールおよびメチルグリオキサールから派生したAGEは,Alzheimer病のetiopathogenesisにおいて重要な役割を果した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Alzheimer病 ,  神経系疾患 ,  アミロイドβタンパク質 ,  ペプチド ,  τタンパク質 ,  リン酸化 ,  *グリコシル化 ,  架橋【高分子】 ,  タンパク質 ,  酸化ストレス ,  *糖タンパク質 ,  *反応生成物 ,  代謝 ,  *反応中間体 ,  前駆体 ,  抗微生物薬 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族ケトン ,  グリケーション ,  化学架橋 ,  細胞代謝 ,  神経原線維濃縮体 ,  神経変性疾患 ,  細胞生理学的現象 ,  進行性糖化最終産物 ,  アミロイド ,  動物タンパク質
準シソーラス用語： 細胞生理 ,  アミロイドβペプチド ,  高度糖化最終産物

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： メチルグリオキサール

タイトルに関連する用語 (3件)： Alzheimer病 ,  メチルグリオキサール ,  役割