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J-GLOBAL ID:201502205727785450   整理番号:15A0419445

熱力学,経済,システムについての考察:大気中CO2回収の役割は何か?

Thermodynamics, economics and systems thinking: What role for air capture of CO2?
著者 (4件):
資料名:
巻: 94  ページ: 188-195  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: W0232A  ISSN: 0957-5820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,大気からの回収が,気候変動に対応し,大気中のCO2を抑制し,究極的に低減する課題の解決策として,いくつかのグループにより検討が進んでいる。しかし,それには,規模,エネルギー需要,費用などの大きな障害があり,大気からの回収の有効性と実用性での大きな挑戦課題となる。本稿では,大気からの回収についての,熱力学,エネルギー,経済,政治を検討した。これらは,大気中の地球温暖化ガス削減の代替法と比べ,不利となる。公表文献で実験結果が得られる1つの有利なDAC技術である温度/圧力スイング吸着,および,点源での回収技術である製油所FCCUsの酸素燃焼のエネルギー費用について解析した。筆者等はまた,それが大気中CO2濃度を大幅に低下できる規模で大気中からの回収を実行するため,必要となるエンジニアリング要求について,検討した。実行性と適切さについて,焦点をあてた。解析結果は,大気中からの回収が,発電所,産業煙道ガス,シェールガス井,嫌気性消化装置,埋め立て処分場などの地球温暖化ガス放出点源での完全な脱炭酸に至るまでの,良くても末梢の役割しか果たさず,悪くすると不適切なものであることを示した。これら,および,その他多くの指摘されていない要素が,全地球的気候に影響しており,大気中からの回収,すなわち,究極の”エンドオブパイプ”での解決策は,不適当である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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