抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在建造中または契約中の8000隻の船舶の主機械では,2/3がディーゼル機関直結の2サイクル機関である。二重燃料2サイクル機関としてMAN社及びWartsila社は夫々ME-GI及びRTFlex DF機関を開発しており,三菱重工も二重燃料機関として,UEC-LSGi機関を2015年に発表した。MAN社のME-GI機関の受注量は100基に達している。ME-GI機関はガス運搬船,コンテナ船,メタノール船,エチレン運搬船,自動車運搬船向けに受注されている。UECC社の自動車運搬船2隻には8S50ME-GIが搭載される。燃料はLNG,重油,舶用ガスオイルが燃焼可能で,LNGのみで14日間のバルチック海の往復航海が可能になる。本船は中国のNACKS造船所で建造され,2隻の引き渡しは2016年下期である。南日本造船ではMOL向けにメタノール,低質油,ディーゼル油,ガスオイルを燃焼できる三井造船製のエンジンを搭載するメタノール船を建造する。36000m
3の液化エチレンガス運搬船にはMANの7G50ME-C9.5-GI-Ethaneが搭載される。本船はエタン焚きの最初の船舶である。