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J-GLOBAL ID:201502205793855347   整理番号:15A1056051

温暖化による融雪流出の変化に対する流域標高の影響

Influence of Basin Elevation on the Changes in Snowmelt Runoff Caused by Global Warming
著者 (3件):
資料名:
号: 748  ページ: 12-19  発行年: 2015年09月10日 
JST資料番号: G0057A  ISSN: 1881-0497  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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積雪寒冷地である北海道では,融雪流出を貯留して灌漑用水として利用するため,積雪が重要な農業用水資源である。将来,温暖化すると,積雪水量や融雪時期の変化が水収支に影響を与えるため,農業用水を安定して確保するためには,流出の変化の予測が必要である。筆者らは過去に,2カ所のダム流域と1カ所の頭首工流域を対象として流出の変化を予測した。しかし,対象流域のそれぞれの平均標高が低く,平均標高の流域間の差も小さかった。このため,これらの流域よりも,平均標高が高く,平均標高の差が大きい3流域を対象にして,流出の将来予測を行った。その結果,次のようなことが明らかになった。1)流域面積のうち,温暖化の影響を受けやすい標高範囲の占める割合が大きい場合,融雪流出ピーク日の早期化の程度は大きい。2)流域内の最低標高と最高標高の差が大きく,なおかつ流域を構成する標高に偏りが小さい場合には,融雪開始時期の早期化の程度が小さい。3)融雪期総流出量は,流域の平均標高が低いほど減少率が大きい。4)灌漑期総流出量は,流域の平均標高が低いほど減少率が大きい傾向があるが,現況で融雪流出の大部分が4月末までに終了するような,平均標高の低い流域ではこの傾向があてはまらない。(著者抄録)
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