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J-GLOBAL ID:201502205859664009   整理番号:15A0954279

微小管の動的不安定性の機構的起源とEB蛋白質によるその調節

Mechanistic Origin of Microtubule Dynamic Instability and Its Modulation by EB Proteins
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 849-859  発行年: 2015年08月13日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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微小管(MT)の動的不安定性は,GTP加水分解によって駆動し,プラス端を追跡する末端結合蛋白質(EB)ファミリーを含む微小管結合蛋白質によって調節される。著者らは,重合後にキネシンモータードメインで修飾されたか,EB3と共重合されたGMPCPP,GTPγS又はGDPと結合したMTの6個の低温電子顕微鏡(cryo-EM)構造を3.5Å以下の解像度で報告する。加水分解の間にEサイトヌクレオチドの周りのわずかな変化が「アンカーポイント」周辺のαチューブリンの構造的な変化を誘導し,全体的な格子再配列と新種発生を導く。GMPCPP-MTの進展した格子とは異なり,EB3に結合したGTPγS-MTは圧縮された格子であり,格子のねじれの点で圧縮されたGDP-MTとも異なる。これらの結果と,EB3がGMPCPPの迅速な加水分解を推進するという観察は,EB蛋白質がGTP加水分解中に作られた中間体状態を認識し,推進することによって成長しているMT末端で構造的な変化を調節することを示唆している。著者らの発見は,EBの末端追跡行動と微小管動力学におけるそれらの効果を説明できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体一般 

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