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J-GLOBAL ID:201502205971027169   整理番号:15A0693348

ケロイド治療において病変内ボツリヌス毒素A型は病変内ステロイドと同等の効果があり忍容性はより良い:無作為対照試験

Intralesional botulinum toxin type A equally effective and better tolerated than intralesional steroid in the treatment of keloids: a randomized controlled trial
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 161-166  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W1442A  ISSN: 1473-2130  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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病変内(IL)コルチコステロイド療法はケロイドの治療に使われる。ILボツリヌス毒素A型(BTA)はそのようなケロイド治療に適用が可能とされてきたが論争となる報告がある。ケロイド治療においてILコルチコステロイド療法に対してIL BTAの効果と安全性を比較した。ケロイド患者24名を無作為に等しく2群に分けた。ILステロイド反復毎4週,6セッション投与(A群)とIL BTA反復5IU/cm<sup>3</sup>毎8週,3セッション(B群)である。客観的指標(硬さ,隆起と発赤),主観的訴え(痒み,痛みと圧痛),患者満足と副作用を評価した。治療後の病変体積で両群にそれぞれ82.7%と79.2%の有意な減少があった(P<0.01)。基準に対して病変の有意な軟化(P<0.01)が観察され,A群で統計的有意な改善(P<0.01)があった。基準と比較して病変隆起と発赤の有意な減少(P<0.01)があったが両群間に有意差は無かった。全患者で主観的訴えが有意に減少(P<0.01)し,それはB群でより顕著であった。A群の患者3名で皮膚委縮と毛細血管拡張が明らかになった。本研究でIL BTAの効果と安全性はIL コルチコステロイドと比較してケロイド体積と同様に主観的訴えの急速で有意な軽減および客観的指標の同等の有意な改善により明らかになった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
皮膚疾患の治療一般  ,  微生物起原の毒性 

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