文献
J-GLOBAL ID:201502206085993344   整理番号:15A0224935

首都圏周辺における非メタン炭化水素濃度低減の実態と高濃度オゾン低減効果の検証

Estimation and Validation of the Effect of Reduction in Non-methane Hydrocarbons on High Levels of Ozone in the Tokyo Metropolitan Area
著者 (1件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 52-57  発行年: 2015年01月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
簡易な論理の組み立てと現状データ解析によって光化学オキシダント(Ox)前駆物質の排出削減効果を試算した2005年の東京都Ox対策検討会の方法を,その後の実測データにより検証するとともに,その手法によって近年のOx高濃度日数の変化をVOC排出規制の効果として評価できるかどうかを検討した。この試算の手法では年々の気候変化の影響が混入するが,海風日に限定して評価するなどにより,その影響がかなり除去され,結果は改善された。基準期間2000~2002年以降の10年程度の範囲では,この試算はおおむね現実となっており,検討対象である関東平野中央部の全体としては,NMHC濃度低減の効果によりOx高濃度日が顕著に減少したと判定できた。しかし,海風の風下地域にあたる対象地域北部では効果が現れにくい汚染構造の存在が推測された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染 
引用文献 (9件):
  • 秋元 肇:東アジアオゾン汚染の日本への影響,資源環境対策, 39, 90-96 (2003).
  • 星 純也,石井康一郎:関東地域における揮発性有機化合物 (VOC)排出量の変化と光化学オキシダント生成の関係について,大気環境学会誌, 48, 215-222 (2013).
  • 井上和也,安田龍介,吉門 洋,東野晴行:関東地方における夏季地表オゾン濃度のNOx, VOC排出量に対する感度の地理分布 (I) 大小2種類の植物起源VOC排出量推定値を入力した場合の数値シミュレーションのよる推定,大気環境学会誌, 45, 183-194 (2010).
  • 環境省:環境白書平成18年版,p. 69 (2006).
  • 大原利眞:最近の光化学オキシダント汚染の実態-全国および関東地域の経年変動-, 資源環境対策, 39, 86-89 (2003).
もっと見る

前のページに戻る